セイヨウタンポポ
単独で増えることができる強い繁殖力。
タンポポは空き地や草原一面に黄色い花がたくさん咲く春の代表的な野草で、在来種と外来種がある。本種は明治時代に食用や牧草として輸入された帰化植物。草丈は10〜30cm。直立した茎の先直径3.5〜4.5cmの頭花をつける、花期が長く、外側の総苞片が強く反り返るのが大きな特徴で、在来種と区別できる。繁殖力が強く、ほかの株の花粉を受粉しなくても種子ができるので、日本全土で見られる。身の回りの多くは雑種タンポポである。
セイヨウタンポポ
総苞外片が反り返っています
総苞外片の拡大
セイヨウタンポポとの違いは、総苞外片が反り返っていません。
ニセカントウタンポポとの違いは、がく片の色が黒緑色でないところです。
学名 | Taraxacum officinale |
別名 | |
科名 | キク科 |
属名 | タンポポ属 |
花期 | 3月〜9月 |
分布 | ヨーロッパ原産 日本全土に帰化 |
食用 | 茎をおるとアキノノゲシやレタスと同じように白い乳液が出るが、これは毒では無い。昔はサラダ菜として食べられた。 |