南高尾山稜(南高尾山嶺)や周辺に自生している植物です

南高尾山嶺(春の植物・樹木)

キツネノボタン

金平糖のような果実

IMGP4167.JPG葉の形が園芸種のボタンの葉に似ているため、名前にボタンがついた野草は多い。本種もその一つで、服のボタンは関係がない。田や水辺の近くなど、少し湿ったところに多く生えている。花弁は5枚で直径1〜1.5cmで小さい。草丈は30〜60cmになり、葉は3小葉からなる複葉。葉のあとは多数の果実が集まった集合果となり、金平糖のような形になる。
一つ一つの果実は花柱の部分が著しく曲がっているので、この方でケキツネのボタンとの区別ができる

photo1.jpgキツネノボタンの果実は、一つ一つの先端がカギ形をした、沢山の果実が集まって出来た集合果で、全体に扁平な球形をしている

学名 Ranunculus silerifolius  var.glaber
科名 キンポウゲ科
属名 キンポウゲ属
花期 4月〜7月
分布 日本全国
有毒部位 全草
毒性 汁液が皮膚につくと皮膚炎を起こす。また誤食すると、急性胃腸炎、下痢、消火器出血、嘔吐などを起こす。
間違いやす植物 ケキツネノボタン、ウマノアシガタ
毒性成分 プロトアネモニン

2016年4月3日撮影

IMGP4167.JPG

2016年4月3日撮影

DSC_1146.JPG

2016年6月25日撮影

DSC_1146.JPG

2016年6月25日撮影

DSC_1147.JPG

2016年6月25日撮影

DSC_1148.JPG

2016年6月25日撮影

DSC_1149.JPG

2016年6月25日撮影

DSC_1150.JPG

2016年6月25日撮影