印刷用表示 |テキストサイズ 小 |中 |大 | updated 2018-01-02 前へ次へ
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秋咲きj種が多いアザミ類で本種は例外的な春咲き。人里近くの野原などに生育する。草丈は50〜100cm。葉は羽状に深く裂けて、ふちに鋭いとげがあり。アザミの仲間は鋭くとげとげした葉をもつものが多い。根生葉(こんせいよう)は花の時期にも残る。頭花は直径4〜5cmの紅紫色で、枝先に上向きにつき多数の細長い筒状花(とうじょうか)だけが集まった花が咲く。花の下の総苞(そうほう)は球形で、総苞片(そうほうへん)は反り返らない。雄しべが先に熟し、咲きはじめの花を刺激すると雌しべが伸びて、花粉が押し出される。
ノアザミの花の下にある総苞を触ると、べたっと粘るのが特徴。ただし、葉や茎に鋭いトゲがあるので触る時には注意が必要です
2016年5月28日撮影
2016年5月29日撮影