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道端や庭に生える身近な草。植物は動かないと思われがちだが、本種はゆく動く。毎日夕方になると葉を閉じ、朝になるとまた開く。曇りの日も葉を閉じる。葉はハート形の小葉3枚からなり、3弁の黄色い花が咲く。閉じている状態の葉や、ハート形の小葉の端(傍ら)の一部が虫食いのように欠けて見えるので、「片側(傍ら)を食まれたような」なのが名前の由来と言われる。細長い果実が結実し、熟すと乾燥して5つに裂け、種子がはじけるように飛び出す。
2016年7月10日
2017年4月16日