カントウタンポポ
関東周辺に分布する在来種のタンポポ。
日本原産のタンポポで、関東周辺に分布することから「関東」の名がある。草丈は10〜30cmで、茎の先に直径4cmほどの黄色い頭花がつく。総包片の先端に、三角形の突起がある。よく似たセイヨウタンポポとは異なり、総苞片が反り返らずに直立することで区別ができる、春に花が咲いた後は、葉が枯れて休眠するので花期がセイヨウタンポポよりも短い。田畑や道端のほか、日当たりのよい林縁など自然環境が残っている場所に生えている。
総苞外片の拡大
セイヨウタンポポとの違いは、総苞外片が反り返っていません。
ニセカントウタンポポとの違いは、がく片の色が黒緑色でないところです。
セイヨウタンポポ
総苞外片が反り返っています
学名 | Taraxacum platycarpum |
別名 | アズマタンポポ |
科名 | キク科 |
属名 | タンポポ属 |
花期 | 3月〜5月 |
分布 | 本州(関東地方、山梨県、静岡県) |