南高尾山稜(南高尾山嶺)や周辺に自生している植物です

南高尾山嶺(春の植物・樹木)

ナルコユリ

ナルコに例えられた筒状の花が並ぶ

DSC_7980.jpg里山の木陰や、林下、林緑の草地などに生える多年草です。しばしば群落をつくっています。一概にはいえませんが、アマドコロは、日当たりの良い所に多い傾向があり、一方のナナコユリは木陰に多く見られる。
アマドコロに似ていますが、葉が細長く鋭い感じがするのが特徴。葉と葉の間の間隔が短く、葉がびっしりついているような感じがします。さらにアマドコロは茎に稜がないので、断面は丸である。
5月に葉の根元に通常2〜3個、白いベル状の花が垂れ下がります。ただし、葉の数は結構まちまちで、1個のときもあれば、4〜5個つくことがある。
ナルコユリもアマドコロ同様、春の味覚として山菜扱いされます。

学名 Polygonatum falcatum
別名 エミグサ、オオエミ、ヤマエミ
科名 キジカクシ科
属名 アマドコロ属
花期 5月〜6月
分布 北海道〜九州
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ナルコユリ

葉が細長く鋭い感じがするのが特徴。葉と葉の間の間隔が短く

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アマドコロ

山野の草地で、弓のように曲がった茎に下向きの花が咲く

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2016年5月15日撮影