ナルコユリ
ナルコに例えられた筒状の花が並ぶ
里山の木陰や、林下、林緑の草地などに生える多年草です。しばしば群落をつくっています。一概にはいえませんが、アマドコロは、日当たりの良い所に多い傾向があり、一方のナナコユリは木陰に多く見られる。
アマドコロに似ていますが、葉が細長く鋭い感じがするのが特徴。葉と葉の間の間隔が短く、葉がびっしりついているような感じがします。さらにアマドコロは茎に稜がないので、断面は丸である。
5月に葉の根元に通常2〜3個、白いベル状の花が垂れ下がります。ただし、葉の数は結構まちまちで、1個のときもあれば、4〜5個つくことがある。
ナルコユリもアマドコロ同様、春の味覚として山菜扱いされます。
学名 | Polygonatum falcatum |
別名 | エミグサ、オオエミ、ヤマエミ |
科名 | キジカクシ科 |
属名 | アマドコロ属 |
花期 | 5月〜6月 |
分布 | 北海道〜九州 |
2016年5月15日撮影