印刷用表示 |テキストサイズ 小 |中 |大 | updated 2018-01-02 前へ次へ
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つぼみの様子が、墨汁をふくんだ筆の穂先のように見えることから名付けられた。草丈はわずか5〜10cmと小さなリンドウだ。秋には芽を出して、冬の間に成長し、春に長さ約2cmほどの花を咲かせる。同じ春先のハルリンドウやコケリンドウは根元に根生葉があるが、本種にはなく。茎につく葉は卵形でやや厚みがあり、表面がしばしば紫色を帯びる。日当たりのよい山地の雑木林や草地などに生える。