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HOME > 春の植物 > カタクリ
古名カタカゴの転訛で、「傾いた、かご状の花」ともいわれる。日が当たると花びらが強く反り返る花の形からこの名がついた。「スプリング・エフェメラル(春植物)」の一つで、早春、落葉樹林の林床に群生し、ほかの植物が育つころには地上から姿を消す。種子の先につく物質のエライオソームはアリの好物で、アリに種子を遠くまで運ばせ広がる。花茎(かけい)の高さは20〜30cm。茎の先に淡紅紫色の花を下向きに1個つける。葉はやや厚めで、通常は紫褐色の斑紋が入る。
2016年4月6日撮影
2017年4月1日撮影