印刷用表示 |テキストサイズ 小 |中 |大 | updated 2018-01-02 前へ次へ
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踏まれても強く生きる雑草で、道端や路上、山道にも生える。葉が広く大きいことからついた名前で、生薬として使われる。葉は根生葉で根元から放射状に広がる。高さ10〜20cmの花茎を伸ばし、花は穂状で下から上へと咲く。1つの花の中で雄しべ、雌しべの順で成熟する雌性先熟(しせいせんじゅく)である。果実は熟すと横に割れて、先端部分がとれる。小さな種子は、濡れると粘って靴や服、車などにくっついて運ばれる。ヨーロッパ原産のヘラオオバコは背が高く葉がへら形である。
2016年6月4日撮影