南高尾山稜(南高尾山嶺)や周辺に自生している植物です

南高尾山嶺(春の植物・樹木)

オオバコ

花序から飛び出す雄しべ

DSC_0136.JPG踏まれても強く生きる雑草で、道端や路上、山道にも生える。葉が広く大きいことからついた名前で、生薬として使われる。葉は根生葉で根元から放射状に広がる。高さ10〜20cmの花茎を伸ばし、花は穂状で下から上へと咲く。1つの花の中で雄しべ、雌しべの順で成熟する雌性先熟(しせいせんじゅく)である。果実は熟すと横に割れて、先端部分がとれる。小さな種子は、濡れると粘って靴や服、車などにくっついて運ばれる。ヨーロッパ原産のヘラオオバコは背が高く葉がへら形である。

学名 Plantago asiatica
別名 カエルバ、オングク、オンバコ、スモウトリグサ
科名 オオバコ科
属名 オオバコ属
花期 4月〜9月
分布 日本全土
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2016年6月4日撮影

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2016年6月4日撮影

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2016年6月4日撮影

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2016年6月4日撮影

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2016年6月4日撮影

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2016年6月4日撮影