南高尾山稜(南高尾山嶺)や周辺に自生している植物です

南高尾山嶺(春の植物・樹木)

ドクダミ

薬草として干した葉をお茶にする。

DSC_8166.jpg本種の名前の由来はいくつかあり、毒や痛みをとることから「毒痛み」がなまったという説、強い臭気があるので毒を溜めた草という意味の「毒溜」がなまったという説などがあるが、はっきろしない。薬草として盛んに利用され、10種類もの薬効があるので「十薬」とも呼ばれる。消炎や利尿効果などがあるそうだ。白い花弁のように見えるものは葉が変化した苞葉で、淡黄色で円柱状の花序に花弁はない。草丈は15〜30cmで、人家近くの半日陰に多く生える。

学名 Houttuynia cordata
別名 ジャクヤク、ドクダメ、シブキ
科名 ドクダミ科
属名 ドクダミ属
花期 5月〜7月
分布 北海道〜沖縄
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2016年5月22日撮影