印刷用表示 |テキストサイズ 小 |中 |大 | updated 2018-01-02 前へ次へ
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古く中国から渡来した帰化植物。「射干」は中国名ではヒオウギのことで間違って名づけられた。杉林や竹林の林床などに生育する。葉は長さ30〜60cm、幅広の帯状で光沢が有り、常緑。地中の根茎(こんけい)から匍匐枝(ほふくし)を伸ばして増え、群生する事が多い。花茎は上部で枝分かれし、直径4〜5cmの白〜淡青紫色の花をつける。3枚の外花被片(がいかひへん)には、黄橙色の突起とそれを囲むように青紫色の斑点があってよく目立つ。花は朝開いて夕方にはしぼむ。三倍体のため種子はできまい。
2016年5月7日撮影