南高尾山稜(南高尾山嶺)や周辺に自生している植物です

南高尾山嶺(春の植物・樹木)

ヤマルリソウ

美しい瑠璃色の花は登山者の足を止める

IMGP4188.JPG同属のルリソウににており、ルリソウが林内などに生えるのに対し山に生えるのが名前の由来。根元につくたくさんの葉は、ロゼット状に地面に広がる。茎につく葉は小さい。茎の長さは10〜20cm。咲き始めは薄紅色で後に濃い青紫色に変化することもある。花の中心部は白い。直径1cmと小さい花だが次々と咲き人目を引く。花が咲き終わった後には、花柄は垂れ下がる。草全体に白い毛が多い。山地の林の下た道端、丘陵など、やや湿り気の多い場所に生える。

学名 Omphalodes japonica
科名 ムラサキ科
属名 ルリソウ属
花期 4月〜5月
分布 日本全土

2016年4月3日撮影