南高尾山稜(南高尾山嶺)や周辺に自生している植物です

南高尾山嶺(春の植物・樹木)

キランソウ

岩の多そうな場所によく生えている

IMGP4171.JPG名前の由来は不明。古くから民間薬として有名で別名はジゴクノカマノフタ。恐ろしげな名前だが、薬草として使うと病気が治り地獄の釜のふたが閉まるというよい意味があるらしい。
花の長さは1cm。筒状の花が上下に分かれる。この独特な形の花を唇形花と呼び、上側を上唇、下側を下唇と呼ぶ。山野の草地に生え、根生葉(こんせいよう)を地面に張りつくようにロゼット状に広げる。葉の裏側は紫色を帯び、全体に粗い毛が生える。品種のモモイロキランソウは花冠が薄紅色である。

学名 Ajuga decumbens
別名 ジゴクノカマノフタ
科名 シソ科
属名 キランソウ属
花期 3月〜5月
分布 本州、四国、九州

2016年4月3日撮影

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2017年4月8日

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2017年4月8日