南高尾山稜(南高尾山嶺)や周辺に自生している植物です

南高尾山嶺(春の植物・樹木)

サイハイラン

地面から生える大型ラン

DSC_8185.jpg細長い花被がたれ下がる様子を、軍配の式に用いた「采配」に例えたのが名前の由来。長さ3cmほどの淡緑褐色〜紅紫色の花が10〜20個つく。花は最盛期には横を向くが、その後、下向きに垂れてくる。花茎の高さは30〜50cm。葉は長さ15〜35cmの先がとがった長楕円形。地下茎に、茎の一部が肥大した卵型の偽球茎(ぎきゅうけい)が1年に1個でき、そこから1〜2枚の葉が出る。

学名 Cremastra appendiculata
別名 ハックリ、ホウクリ
科名 ラン科
属名 サイハイラン属
花期 5月〜6月
分布 北海道〜沖縄
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