南高尾山稜(南高尾山嶺)や周辺に自生している植物です

南高尾山嶺(春の植物・樹木)

ミミガタテナンショウ

マムシグサよりやや花期が早い

DSC_7584.jpg花序を包む苞葉(仏炎苞)の開口部下のふちが、耳たぶの様に張り出していることから名付けられた。「天南星(てんなんしょう)」は、この仲間の漢名。草丈は30〜40cmで、花の咲き始めることはまだ葉が開いていない。
地下の球茎から2枚の葉が伸び、葉は7〜11枚に分かれる。仏炎苞は暗い紫色、口の部分が横に張り出している。
中に小さい花が集まった花序がある。果実の時期には、雌株に球形の果実が集まる。本州と四国の林の中に生える。地方ごとに多くの種がある。

学名 Arisaema limbatum
科名 サトイモ科
属名 テンナンショウ属
花期 4月〜5月
分布 本州、四国
有毒部分 全草、特に球茎や果実
毒性 トウモロコシ状の果実は熟すと赤くなり、食べられそうに見えるが有毒なので、とくに子供の誤食には要注意。誤食すると、口唇や口内が腫れて痛む。球根も有毒だが、生薬の「天南星」として利用。
間違えやすい植物 芽生えはウドと、果実はトウモロコシと間違えやすい
毒性成分 シュウ酸カルシュウムの針状結晶
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撮影日 2016年4月7日

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撮影日 2016年4月7日

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撮影日 2016年4月7日

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撮影日 2016年4月7日

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撮影日 2016年6月18日

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撮影日 2016年6月18日

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撮影日 2016年7月2日

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撮影日 2016年7月2日

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2017年3月26日

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2017年3月26日

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2017年3月26日

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2017年4月1日

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2017年4月1日

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2017年4月1日