南高尾山稜(南高尾山嶺)や周辺に自生している植物です

南高尾山嶺(春の植物・樹木)

ノブキ

葉柄はフキにはないひれ状の翼がある。

DSC_0455.JPG葉がフキに似ているがフキではないので区別するためノブキの名がついた。湿った林や登山道沿いでよく見かける。草丈は50〜80cmになり、上部で枝分かれして花をつける。頭花は外側に雌花、中心部に雄花が集まり、白いデコレーションケーキのように見える。花の後、雄花は結実せず落ち、外側の雌花は放射状に果実が実って花のように見える。花端が粘り、人や動物にくっついて運ばれる。登山道でよく目にするのはこうした散布の仕組みがあるからである

学名 Adenocaulon himalaicum Edgew
科名 キク科
属名 ノブキ属
花期 8月〜10月
分布 北海道〜九州
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2016年6月5日

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