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万葉集で山上憶良(やまのうえのおくら)が詠んだ秋のの七草の「朝貌(あさがお)」がこのキキョウではないかと考えられている。わが国で古くから親しまれてきた花だが、現在は野生ではあまり見られない。山地の乾いた草原などに生える。草丈50〜100cmで、茎の先に直径4〜5cmの青紫色の花が数個咲く。花の先は5つに分かれている。開花直前のつぼみは紙風船のように膨らむ。雄しべが先に熟し、雌しべは雄しべが花粉を出し終わってから受粉可能になる。これは自花受粉を防ぐための仕組み
2016年7月18日