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ハキダメギクとはずいぶんかわいそうな名前だが、東京都世田谷区の掃き溜めで見つかったことが名前の由来で、植物学者の牧野富太郎が命名した。熱帯アメリカ原産。草丈は15〜60cm。頭花は小さいが、よく見ると5個並んだ舌状花の白い花弁は、3つに分かれている。中央の筒状花の黄色とのコントラストが美しく均整がとれた花だ。花の時期が長くいろいろな場所で目にする。みじめな名前が記憶に残ってしまうが、都会から畑まで広がるたくましい植物である。
2016年7月3日