南高尾山稜(南高尾山嶺)や周辺に自生している植物です

南高尾山嶺(春の植物・樹木)

オニユリ

アゲハチョウを誘う草原の橙色の花

DSC_1931.JPGコオニユリは野山の草地、高原、湿原に自生するが、オニユリは民家近くに多く生える。コオニユリより一回り大きく珠芽ができる。草丈は1〜1.8mもあり遠くからでもよく目立つ。花茎の先に直径6〜8cmの花を2〜10個つけり。花は橙赤色で、黒紫色の斑点が散らばる。この色は昆虫の仲間でもアゲハチョウの仲間だけに目立つ色。うつむいた花からくるりと反り返った花びらは、蜜をすいにきたチョウの足場になる。細身の葉が互生してたくさん出る。球根が大きく食用に向く。

学名 Lilium lancifolium
科名 ユリ科
属名 ユリ属
花期 7月〜9月
分布 北海道、本州、四国、九州
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2016年7月17日

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2016年7月17日