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茎に下向きの短いとげがたくさんあり、「ぬるぬるしたウナギでもつかめる」という例えから名前がついた。枝先に十数個の小花がかたまってつく。淡紅色の花弁に見えるのはじつは萼で、花弁はない。花後、萼が黒い果実を包むように花を包む。茎の下部は地面をはい、上部は立ち上がる。草丈は60〜100cm。葉の基部がやじり形に張り出して茎を抱く。湿地や田の溝などに生え、休耕地などで一面に群生することがある。
2016年7月2日