南高尾山稜(南高尾山嶺)や周辺に自生している植物です

南高尾山嶺(春の植物・樹木)

ヨウシュヤマゴボウ

北米大陸から来たヤマゴボウ

DSC_1030.JPG空き地や道端に生え、強烈な紅紫色の茎にブドウの様に垂れ下がった果実が房状になる。北米原産で明治初期に入ってきた帰化植物。草丈は1〜1.8mで大きな株になる。同じ仲間に中国原産と言われるヤマゴボウがある。ただし、「山ごぼうの漬物」として出回っている植物の根は別物。花は白色または紅色を帯び、直径5〜6mm。茎は太くて赤みを帯び、果実が黒紫色に熟すとかなり存在感がある。果実をつぶしてインク染め遊びをする

学名 Phytolacca americana
別名 アメリカヤマゴボウ
科名 ヤマゴボウ科
属名 ヤマゴボウ属
花期 6月〜9月
分布 アメリカ原産
日本全土に帰化
有毒部位 果実と根
毒性 食べると腹痛・嘔吐・下痢を起こし、ついでに延髄に作用し、けいれんを起こし死亡することもある。皮膚刺激作用もある。 
間違えやすい植物 モリアザミ(キク科)は、本州、四国、九州に自生し、この根を「ヤマゴボウ」と称し、醤油漬けや味噌漬けにして売られる。しかし、商品名がヤマゴボウと言うだけで、ヨウシュヤマゴボウとは全く違う植物である。その他、フジアザミなどアザミの仲間も「ヤマゴボウ」として食す地方があるが、やはり外見が全く違うので、よく確認して誤食しないように注意が必要
毒成分 サポニンのフィトラッカトキシン類、煮沸により分解される。
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2016年6月19日

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