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野原に多く生えるアザミが名前の由来で、植物学者の牧野富太郎が命名。夏から秋咲きのアザミで、乾いた草地でよく見られる。草丈は40〜100cm、葉は羽状に深く裂けて、ふちに鋭いとげがある。根生葉の長さは30cmほどで、花期にも残る。頭花は直径2cmほどの紅紫色で、枝先に2〜3個集まって上向きにつく。総苞は鐘形で、総苞片は斜めに立ち、触っても粘らない。関東周辺では葉の切れ込みが深く総苞片が大きく反り返るタイアザミが多い。
2016年7月24日