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夏の終わりから秋にかけて花が咲くつる植物。花は筒状で先端が5つに分かれ、花の内側は、真紅色で蚊が多い。この赤い色をヤイト(お灸)に例えたのが別名ヤイトバナ。草や茎をちぎると不快なにおいがして、これを屁や糞のにおいに例えて名前がついた。踏みつけて漂うにおいでこの草があることに気づく。秋になると直径7mmの丸い果実がかたまってつき、碑に照らされると琥珀色に輝いて美しい。迷惑な名前のおかげで嫌われるが、花も果実も両方楽しめる。
2016年7月9日