南高尾山稜(南高尾山嶺)や周辺に自生している樹木です。

南高尾山嶺(春の植物・樹木)

サンショウ

DSC_8049.JPG古名はハジカミ。山椒と書き「椒」は果実の辛いものをいいます。料理では「木の芽:といい、葉と果実に独特の香りと辛味があり、古くから香辛料や薬用に利用されてきました。鋭い棘が向かい合って枝の先に、淡黄緑色の小さな花がたくさん先ます。雌雄異株で、雌株は赤い実をつけます。熟すと光沢のある黒い種子が現れます。

イヌザンショウ

DSC_8056.jpgサンショウ芳香を持ち、棘が対生する
イヌザンショ芳香がなく棘が互生する。
イヌザンショウの果実は「青椒」と呼ばれて精油を持ち、煎じて咳止めの民間薬に用いられる。

学名 Zanthoxylum piperitum
別名 ハジカミ、ホンサンショウ
科名 ミカン科
属名 サンショウ属
花期 4月〜5月
分布 北海道〜沖縄
花色 淡黄緑色
葉形 複葉・卵状長楕円形、卵形(小葉)
樹高 不整型、落葉低木 1〜5m
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サンショウ(ホンサンショウ)

対生

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イヌザンショウ

互生

サンショウ(ホンサンショウ)

棘が対生し、芳香を持ちます。

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2016年5月21日撮影

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2016年5月21日撮影

イヌザンショウ

棘が互生で、芳香が弱いです。

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2016年5月21日撮影

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2016年5月21日撮影

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2016年5月21日撮影