南高尾山稜(南高尾山嶺)や周辺に自生している樹木です。

南高尾山嶺(春の植物・樹木)

ミヤマシキミ

DSCF1089.JPG葉がシキミ科のシキミに似て、山に生えるのでこの名があります。光沢のある濃い緑の葉と真っ赤な果実の色の対比が美しく、庭木や生け垣、花材などに使われます。雌雄異株(しゆういしゅ)で、春に枝先に香りのある白い4花弁をたくさんつけます。雌株は花後に球形の果実を結び、冬に赤く熟します。果実や葉にアルカロイドを含み、有毒です

別名 スキンミア、スキミア
科名 ミカン科
属名 ミヤマシキミ属
花期 4月〜5月
分布 本州(関東地方以西)〜九州
花色
葉形 単葉・倒卵状、長楕円形
樹高 株立ち・常緑低木
1〜1.5m 
有毒部位 葉、果実
毒性 誤食すると少量の場合は、けいれんを起こす
間違えやすい植物 変種のツルシキミは北海道から九州の日本海側に分布し幹下部が地をはう。葉の形はシキミに似る。いぜれも有毒なので口にしないこと
毒性成分 アルカロイドのスキミア二ンやジクタムニン。葉に含まれる
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2016年4月3日撮影

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2017年4月1日撮影