南高尾山稜(南高尾山嶺)や周辺に自生している樹木です。

南高尾山嶺(春の植物・樹木)

クリ

縄文時代から食べられていた

DSC_0120.JPG果実は古くからの重要な食料で、縄文時代の遺跡から多数の殻が出土し、また「万葉集」にも登場します。栽培されるのは大粒のクリですが、山地に自生するのはシバグリと呼ばれる果実の小さなクリです。葉の付け根に垂れ下がっている花穂(かすい)は雄花で、基部に雌花が1、2個つきます。果実にはイガに包まれ、裂開するとクリが顔を出します。

学名 Castanea crenata
別名 シバグリ
科名 ブナ科
属名 クリ属
花期 6月〜7月
果実期 9月〜10月
分布 北海道(西南部)〜九州
花色 淡黄色(雄花)・緑(雌花)
葉形 単葉・長楕円形
樹高 卵形・落葉高木15〜20m
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2016年6月4日

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2016年6月4日

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2016年6月4日