場所 | 泰良観音堂側にあり |
昭和五十六年八月一日建之 | |
本体 A面 | 碑文 |
寸法 本体 |
120*70*10 |
台座 |
16*85*31 |
平板石山型 | |
記念碑A面 |
記念碑抑 泰良観音堂は恵日庵と号す。傅説に依れば慶安(南北朝時代)の頃、三洲の人松平廣綱(後恐れ有りと平を日楽と改称する)なる者、大慈悲の十一面観世音の尊像を奉持、この地に来り一宇を建立安置せるを創始とす。爾来、二百二十有五年を経て慶長元年三月御堂を建立遷座し、松日楽一族はもとより遠近の観音信奉者、年毎に増加せりと傅ふその後、幾多の変異を経て嘉永元年建立の堂宇は明治十三年九月の台風により倒壊し後三十有六年御堂を見ず。幸なる哉、大正四年御即位の盛儀を記念し再建し、今又明治百年に当たり再び建立する事を得慶賀に堪えず、依って茲に落慶を記念して碑を建て後世に傅えんと浴す。記念碑 |
記念碑C面 |
明治四十四年十一月吉日 願主 圓林寺三十六世現住 僧正 高築 尭宥 発起人 松日楽梯助、源吉、弥蔵、勝、小池恒夫、忠雄 碑文選 渋谷 幸次郎 |