大戸は、東京都町田市相原町の西端にある地区で、戦国時代には大木戸があった場所です

大戸の伝承

首塚と耳塚

RIMG1143.JPG大戸部落から横山地区(八王子)にかけての丘陵には、首塚や耳塚などといわれる多くの塚がある。これらの塚は、天正十八年(1590)の八王子城の攻防で戦死した武士たちを葬ったところと伝えられ、塚の上には必ず山桜を植えて、その霊を慰めたものといっている。園林寺の裏山にも耳塚がある。
八王子城の落城、秀吉の小田原攻めなど、戦乱の中の八王子ー小田原の要路として相原は、このような塚のいずれにも、もっと多くの物語を秘めているのであろう