南高尾山稜(南高尾山嶺)や周辺に自生している樹木です。

南高尾山嶺(冬の植物・樹木)

センリョウ(千両)


RIMG0734.jpgつぶらな赤い実と緑の葉の対比が美しい。ヤブコウジ科の万両に対し千両と呼ばれ、縁起をかついだ命名で、正月の飾り付けや切り花に欠かせません。千両と書くようになったのは江戸時代初期で、それまでは仙蓼だったそうです。俳句では草珊瑚(くささんご)の名も用いられます。初夏に枝先につく小さな花は、花弁も萼もないシンプルなものです。

学名 Sarcandra glabra(Thunb.) Nakai
科名 センリョウ科
属名  センリョウ属 
花木 6月〜7月 
果実期 12月〜3月 
分布 本州(東海地方、紀伊半島)〜九州
花色 黄緑色
葉形 単葉・長楕円形〜卵状楕円形
樹高 株立ち・常緑小低木
50〜100cm

2015年12月20日撮影