相原の歴史・観光

七国峠古道跡

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昔、山頂より七つの国(武蔵、相模、駿河、甲斐、上総、下総、常陸)を望むことができたとも伝えられ、七国という地名になったといわれている。この道は八王子方面と津久井方面を結ぶ道で、いまから800年前頃、幕府のあった鎌倉を目指して、上州(群馬県)や武州(埼玉県)の武士達が駆けつけた伝説の鎌倉古道跡である。また八王子城主北条氏照の軍が武田軍と津久井の三増峠で戦うためここを超えて行ったと言われている。明治四十年頃、下を通る都道城山線が開通するまでは、重要な生活道であった。その後。利用者が減り、又、開発のため寸断され廃道となる。峠道が断絶された崖の上より、遠く高尾山より続く奥多摩の山々と八王子市街、寺の堂塔、目前には開発のすすむ八王子みなみ野の状況が一望できる。

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