車上ねらい・部品ねらい
車上ねらい・部品ねらいは空き巣以上の認知件数を計上している身近な犯罪である。
・車上ねらい:駐車中の自動車の車内に置いてある金品などを盗む犯罪行為
・部品ねらい:駐車中の自動車に装備された部品を取り外して盗む犯罪行為
車上ねらい
警察庁の統計では、犯行動機の最も多いのが生活費目的で、次いで遊興費目的との結果であり、現金や換金性の高い物が狙われやすいといえ、これらをシートの上や車外から見える場所に放置すると被害に遭う可能性が高いと言える
2014年で件数の多いものはバッグ、カーナビ、金銭・カード(ETCカードは除く)となっている
部品ねらい
部品ねらいの中で最も多い盗難品はナンバープレートで全体の50%を占める。
ナンバープレートを盗む目的は、逃走用や運搬用といった他の犯罪で使う車両に取り付けるためが多く予備犯罪といえる。ナンバー自体に拘りはないことから誰もが被害者になりえる可能性がある。
そのほかに、カーナビは全体の約15%、タイヤ・ホイルが約15%、エアロパーツは約5%となっており、これらの犯行動機は転売目的や所有目的が多いとされ、人気のある部品や換金性の高い物がねらわれやすいため、所有者はそのことを自覚し防犯対策を行う必要が有る