大戸の神社

子ノ神社

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鎮座地 町田市相原町4437
御祭神  子ノ聖尊者(ねのひじりそんじゃ)(高野行人の霊)
由来

文5年(1536)7月28日泰良谷に奉斎した。高野行人が当地に於いて不慮の死をとげたのである。その霊を祀ったとの伝承がある。聖尊者の神像は天明3年(1783年)7月常州(茨城県)の仏師により造立し内陣に安置してあった。(平成10年の放火により焼失した)祭神は高野行人の霊を祀るとあるが、大国主命の化身の子の聖尊者(ねのひじりそんじゃ)であるとしている。

例祭日 毎年4月第4週 日曜日
境内面積 39坪
氏子数 9戸
法人設立 昭和29年4月2日
宮司 中村 武比古
交通 横浜線相原駅より神奈中バス公会堂下車徒歩5分
町田市史
下巻記載 
相原町泰良谷戸には子の神神社があり、十戸ほどの氏子で祀っている。昭和三十五年(一九六○)ころまで秋の二百二十日(9月11日)が祭りであった。しかし養蚕で忙しくなったため、二百二十日の祭りをやめ春四月二十一日に変更した(現在は4月4週 日曜日)祭りの当日は氏子全戸から一名づつ出て掃除をし、注連縄(しめなわ)を張ったり旗を立てたりする。諏訪神社の神職にきてもらって祭典を行い、終わって全員が当番の家に集まって飲食をする。ムシコメとかコワメシとよぶ糯米(もちごめ)と小豆で作った赤飯、煮魚、カボチャの煮たもの、にんじん、里芋の煮たものが料理として出る。宿はコグチマワシ(戸ごとの順番)であり、この日の料理の準備をする。