大戸の仏閣・地蔵

圓林寺

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場所
町田市相原町大戸3726
宗派  天台宗山門派、南多摩郡高月円通寺末
山寺号  雲上山地蔵院圓林寺
開山 正長元年(1428年)二月十四日と伝えられている。
本尊  木造  阿弥陀如来坐像(十六世紀の作)
木造  地蔵菩薩立像(十六世紀後半の作)

※上記二体、いずれも町田市重要文化財指定 
本堂  昭和十六年(1988年)新築 
  境内の蓮は、大賀蓮と各種の蓮で蓮寺として有名である。
町田市史
下巻記載 
相原町竜ノ谷の圓林寺には、コカゲサシ(蚕影尊)がまつられている。養蚕の守護神であるが、毎年四月二十四日が縁日である。青年たちが各戸から寄付金を集めて供え物をし、多くの参拝者があった。養蚕の盛んなときには、神楽、芝居、浪花節などもした。終わると青年たちは住職からお札をもらいうけ各戸に配って歩いた、各戸はそれを神だなにまつった。このお札をシラガミサマともよんだ

大師堂・山門

大師堂

小見出しを入力します

RIMG0257.JPG昭和四十八年阿弥陀堂を再建し護摩堂とし、北白川宮能親王の護持仏であった開運厄除大師として知られる元三慈恵大師像をまつり、毎月三が縁台で早朝護摩修行を行う

入母屋木造、正面四間、奥行三間半。
三方廊下垂木作り

山門

RIMG0256.JPG写真のキャプションを入力します。昭和四十八年新築。正面九尺。奥行四尺五寸門扉あり、冠木。

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秋葉燈籠

文政十年丁刻十一月吉祥(1827)

灯篭傘  中細A面 秋葉大権現 
       B面 文政十年丁刻十一月吉祥
寸法 竿   58*33*33
   台座 (1) 17*42*42
      (2) 11*56*56
   全高 142

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地蔵

天保十一年七月吉日(1840)(町田市史による)

本体   地蔵座像
台座  A,B,C面は読めない
    D面  武蔵國由井領横山多摩郡上上相原
        雲上山圓林寺天保十一年庚子七月
寸法 本体 93*80
   蓮座 25*107
   台座 36*50*47
   全高 154

ふれあい地蔵尊

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RIMG0265.JPG平成二十四年秋
当山運乗山圓林寺第二十八世住職の晋山を祝し 当山檀家信徒総代市川久男氏が当山の安穏 檀信徒の安心 境内外の住民の幸せ加えこの道を行き交う人の交通安全等々を願い寄贈されたものである。
この地蔵尊は当寺の総本山である
比叡山延暦寺の「要の地地蔵尊」の御霊をお迎えして体内仏としております。
この地蔵様は皆様方の悩み苦しみを取り除いて下さる有難い方であり また皆様方の体の痛い部分があればご自身の難儀の部分に触れ 次にお地蔵様の同じ部分にさわり痛み苦しみを取り除いて下さるようにお願いするとお聞き下さるという大変方力をお持ちの方であります。
故に「ふれあい」の地蔵様とおよびするのであります。 どうぞご自由に

当山

首塚と耳塚

大戸部落から横山地区(八王子)にかけての丘陵には、首塚や耳塚などといわれる多くの塚がある。これらの塚は、天正十八年(1590)の八王子城の攻防で戦死した武士たちを葬ったところと伝えられ、塚の上には必ず山桜を植えて、その霊を慰めたものといっている。園林寺の裏山にも耳塚がある。八王子城の落城、秀吉の小田原攻めなど、戦乱の中の八王子ー小田原の要路として相原は、このような塚のいずれにも、もっと多くの物語を秘めているのであろう

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地図

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